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皆さんこんにちは。フォトグラファーの「はろ(@haroharo72)」です。
世の中にはカメラバッグ沼という言葉があるほど、カメラバッグ選びは本当に難しいもの。
望遠レンズのように長いレンズやプライベートの荷物を持ち運ぶことを前提とすると、僕の経験上はやっぱり25L程度のサイズは欲しい。
これに加えて見た目のおしゃれさを両立するバッグを探し求めていたのですが、このクラスの容量となるとデザインの選択肢がかなり限られ、なかなかお目当てのバッグに出会えないんですよね。
そんな中、唯一気になっていたのが、今回紹介する「URTH ノーライト 24L リュックサック+ミディアムカメラインサート」のセット。デザイン・容量・機能性の3拍子が揃ったバッグになっています。
なかなか強気な価格設定と、すぐに枯渇する在庫状況が相まって、なかなか購入を決断できなかったのですが、たまたまタイミングよく開催されたAmazonビッグセールが僕の背中を押してくれました。
バッグ本体はセールで2万円台前半、インサートはメルカリでゲットしました!トータル3万円台前半で取り揃えることができました。
ここまで悩んで購入したこともあって、今ではほとんどの撮影やお出かけではこのバッグを使うほど。
今回は、同じようにこのバッグの購入に悩んでいる方に向けて、実際に使用してみて感じたことをレビューをしていきたいと思います。
動画でもレビューしていますので、ぜひ参考にしてください。
Photographer
はろ
月間8万PVのカメラ系ブログを運営。子供撮影の趣味が高じ、副業カメラマンとしても活動しています。ご質問はコメント欄・お問合せ・DM等でお気軽にどうぞ。
URTH ノーライト 24L リュックサックについて
「URTH ノーライト 24L リュックサック+ミディアムカメラインサート」を発売する『URTH(アースと読みます)』は、オーストラリアを拠点とするカメラアクセサリーメーカー。
カメラバッグだけではなく、レンズフィルターなども取り扱っていて、全体的にシンプル・ミニマルなデザインで統一されている点が特徴です。
今回僕が手にしたのは容量24Lのタイプ。バッグ単体とカメラインサートを組み合わせることでカメラバッグとして機能するようになります。
なお、実は20Lのタイプ「アーコウス 20L リュックサック」もラインナップされています。
僕はフルサイズカメラで運用したいこともあって24Lタイプを選択しましたが、APS-Cカメラであれば20Lでも十分かと思います。
URTH ノーライト 24L リュックサックのスペックと主な特徴
項目 | スペック |
---|---|
容量 | 24L |
カラー | ブラック・アッシュグレー・ベージュ・グリーン |
重さ | 約1.5kg(インサート含む) |
大きさ | 幅31cm・奥行17cm・高さ50cm |
材質 | ナイロン |
ポケット数 | 14 |
防水 | 対応 |
その他 | サイドアクセス対応(両側2箇所) |
- カラーは4種類から選択可能
- シンプルさにこだわったデザイン
- フルサイズ機と交換レンズ3本以上を持ち運べる収納力
- 防水、14のポケットと両側サイドアクセスに対応
- インナーバッグ式のため、カジュアルバッグとしても利用可能
バッグの外観や収納について
ぜひ以下の動画(5:18〜)でご覧ください。
レビュー|実際に使って感じた良かった点・デメリット
ここでは実際に3ヶ月以上このバッグをメインカメラバッグとして使ってみたところで感じた良かった点と課題点について振り返りたいと思います。
24Lクラスでは珍しいおしゃれなデザイン
大容量化するにつれて機能性重視のカメラバッグが多くなる中、「URTH ノーライト 24L リュックサック」は、見た目にもこだわった稀有なカメラバッグ。
カジュアルな用途で使うことが多いミドルサイズにおいて、自分が本当に好きな見た目のアイテムを選択できるのは個人的には購入を決断するにあたって大きなポイントでした。
使っている人が少ないこともあって、人と被らない点も嬉しいポイントの一つです。
プライベートな荷物もたくさん入る容量
24Lのサイズは、プライベートでちょっとカメラ機材を持ち運ぶには十分なサイズ。望遠レンズでもカメラに装着した状態でバッグにそのまま収納することができます。
特にフルサイズユーザーの方は24Lがおすすめですね。
また、カメラインサートは中央でセパレート(解除も可能)になっているので、インサート内も綺麗に使い切ることができます。
そのほかにも、カメラインサートを取り外せるので、荷物が多くなった時は取り出して収納力を確保できます。
電車移動や徒歩ではあまり恩恵にあずかれませんが、僕のように車移動する人はありがたいですね。
サイドアクセスは本当に便利
両側からカメラ機材を取り出せるサイドアクセスはやっぱり便利。サイドアクセスに配慮したインナーケース型のバッグは僕もこれまでみたことがなく、非常に便利だと感じますね。
撮影したいときに機材をパッと取り出せるので、シャッターチャンスを逃すことを極力に抑えてくれます。
見た目を重視してカジュアルバッグ(非カメラバッグ)にインナーケースを入れて運用する方もいらっしゃるかと思いますが、リュックの奥底から機材を探すのは、持ち運ぶ機材が増えるほどにストレスに感じるもの。
特に交換レンズを持ち出すような撮影の場合においては、このバッグの恩恵を大きく感じることになると思います。
三脚やドリンクの持ち運びはやや課題あり
一般的に三脚やドリンクはサイドポケットに収納することが多いのですが、このバッグにはサイドポケットがありません。
リュックの底面に紐をつけることで三脚の持ち運びは可能ですが、正直めんどくさい。僕は三脚を使う際には別のバッグを使っていて、もっとカジュアルな撮影シーンでこのバッグを使っています。
また、ドリンクはカメラバッグ内に収納することになるため、冷たい飲み物を持ち運ぶ際にはボトルケースのように結露対策が必要です。
インナーバッグがもう少し小さいとありがたい
インナーバッグの高さがそこそこ高いため、インナーバッグを入れた状態では、バッグの内部スペースが限られてしまう点がデメリットの一つ。
インナーバッグ内にプライベートの荷物を入れることもできるが、もう少し高さは低くても良かったのではと感じます。
とにかく価格が高い
リュックとインナーケースを含めると4万円越えに。さすがにバッグに4万円に出せる人はごくわずかだと思います。
ただ、Amazonビッグセールでは値下げ対象になる場合があり、かなりお得に買えるのでぜひチャレンジしてみてください。(僕は1万円以上やすく購入できました)
まとめ:デザインと機能のバランスが整った理想のカメラバッグ
今回は僕が今、愛用しているカメラバッグ「URTH ノーライト 24L リュックサック+ミディアムカメラインサート」のレビューをさせていただきました。
何度も繰り返しになりますが、大型のカメラバッグになればなるほど見た目という選択軸が狭まる中、ミニマルなデザインとカメラバッグとしてこだわった機能性を両立する素晴らしいバッグです。
最大のネックは価格。最近の円安トレンドを受けて、発売当初よりも随分と値上がりしてしまってはいるものの、Amazonセールなどを駆使してうまく工夫していただければと思います。
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これまでレビューさせていただいたカメラバッグ記事も載せておきます。大容量から小容量まで、気になるものがあればぜひ覗いてみてください。