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デスク周りのアイテムの中でも、個人的にとりわけ選び方が難しいと思っているのがオフィスチェア。
理由は簡単で、値段が高い割にスペックで判断しづらいから。失敗できない分、ハードルは高いと感じている方はすごく多いと思います。
実は僕も数年前にオフィスチェア選びの沼にハマっていまして。
当時は失敗だけは避けたかったこともあって、店頭に何度も出向いて座り心地が気に入った「オカムラのシルフィー」を購入しました。が、当時は10万円以上もしたんですよね。
そんな中、今回たまたまの縁で電動昇降デスクで有名な「FlexiSpot」さんより、最新モデルの「オフィスチェアC2」をご提供いただきました。
機能性重視のオフィスチェアが軽く10万円を超えてくる中、「オフィスチェアC2」はセール時には5万円台と比較的業界ではリーズナブル。
なかなか店頭では出会えない代物だったこともあって、実際の使用感が気になるところでしたが、想像以上に好感触だったのでレビューにまとめていきたいと思います。
オフィスチェア選びに悩んでいる方に有力な選択肢になると思いますので、ぜひレビューに目を通してもらえると幸せになれると思います!
Photographer
はろ
月間8万PVのカメラ系ブログを運営。子供撮影の趣味が高じ、副業カメラマンとしても活動しています。ご質問はコメント欄・お問合せ・DM等でお気軽にどうぞ。
C2の主な特徴と仕様について
電動昇降デスクのイメージが強いFlexispot。実はオフィスチェアにも力を入れていて、現在は10種類程度がラインナップされています。
その中でも「オフィスチェアC2」は、FlexiSpotお得意のエルゴノミクス(人間工学)に基づいた座り心地と機能性の両立にこだわったハイエンドモデルとなっています。
項目 | おすすめ度 |
---|---|
カラー | ブラック |
重量 | 17.5kg |
耐荷重 | 136kg |
背もたれ素材 | メッシュ |
クッション材 | ポリウレタン |
脚部素材 | アルミニウム |
リクライニング角度(最大) | 130度 |
主な機能 | 2Dヘッドレスト 4Dアームレスト 座面高さ+前後調整 背もたれ前後調整 リクライニング |
カラーは「ブラック」の一色のみ。ただ実際に届いたものを見てみると、背もたれはグレー・座面は濃いグリーンのような落ち着いた色合いとなっています。
機能に関しては公式動画を見てもらうのが一番手っ取り早いです。騙されたと思って1分半の動画を見てみてください。
オフィスチェアC2の便利さがめちゃくちゃわかりやすく理解できると思います。
レビュー:使ってみて良かったところ
結論、オカムラのシルフィーとほぼ遜色がないです…笑。5万円以上の価格差があるのですが、僕の使い方であれば「オフィスチェアC2」で十分という持論に至りました。
FlexiSpotさんもっと早くお声がけいただきたかった!!
ランバーサポートの有無にこだわりがない方は「オフィスチェアC2」で十分幸せになれると思います。
ということで10万円のオフィスチェアを長らく使用している僕の観点から、相対的に見てもめちゃくちゃ良かったポイントをいくつか紹介していきますね。
めちゃくちゃ大事。デザイン・見た目の印象
デスク周りって自分の好きなものだけで埋めたいじゃないですか。そうなると見た目もめちゃくちゃ大事な要素だと思っていて。そういう意味でも「オフィスチェアC2」、めっちゃかっこよくないですか。
特に個人的には背面の湾曲やヘッドマウントの形状がすごく気に入っています。メッシュデザインということもあって全体的にスタイリッシュ。
カラーも落ち着いた印象で、ブラックや木目調がメインとなる僕のデスクにシンデレラフィットでした。
オフィスチェア選びの最重要ポイント。座りごごちについて
長時間座り続けるオフィスチェアを選ぶにあたって、僕は座った際の「お尻への違和感のなさ」と「腰の包み込み具合」を重要視しています。この観点で「オフィスチェアC2」は十分合格ライン。
特にメッシュ素材の背もたれのフィット感がかなり良いです。座面も・背もたれ”それぞれを”前後に位置を調整できるので、体型や身長によって最適な座り心地にカスタマイズできるんですよね。
座面はシルフィーと比べるとちょっと硬めな印象ですが、それでも厚さ5cm程度のクッション素材ですから、十分に快適です。
最大130度まで後傾するリクライニングも快適。リクライニングの圧を調整できますので、理想的な一息をつくことができます。
ヘッドレストも可変で位置や角度をピッタリに合わせられることもあって、寝れるくらいに快適です。
高級オフィスチェア相当の機能を搭載
オフィスチェアを真剣に検討したことがある方ならよくわかると思うのですが、オフィスチェアってちょっとした機能があるかないかで値段がめちゃくちゃ違うんです。
アームレスト・ヘッドレストが可動するタイプだと、5万円以下の価格帯ではほとんど見かけることはないですね。
その点「オフィスチェアC2」はほとんど機能性が揃っているんです。業界最大手のメーカーだとヘッドレストすらつかない価格帯ですよ。コスパがおかしい。
公式動画:1分半に機能性のポイントが詰まっています
角度や上下位置が変えられるヘッドレスト
ヘッドレストの可動範囲(角度)
ヘッドレストの可動範囲(上下方向)
左右・上下・幅が可変なアームレスト
アームレストの可動範囲(左右方向)
アームレストの可動範囲(上下方向)
アームレストの可動範囲(幅方向)
なお、「オフィスチェアC2」はランバーサポート非対応。ランバーサポートは腰の負担を減らすためのオプション品で、高級チェアであればオプションでつけられるものがあります。
ちなみに僕はランバーサポート不要派です。
過去に僕がシルフィーを購入した際にはなんとなくランバーサポートを追加しましたが、逆に腰に圧がかかりすぎて腰痛になってしまい今は使用していません。
めちゃくちゃ大事なアフターフォロー(保証)観点
ホームセンターや家具屋さんでもオフィスチェアって置いていますよね。僕も昔はニトリで購入したオフィスチェアを使っていたのですが、2年くらいするとガスシリンダーが壊れてしまいました。
寿命を迎えたころに保証期間をチェックすると1〜2年でサポートが終了していてご臨終。オフィスチェアを買い替えることになってしまいました。
ということで保証期間ってすごく大事だと思うんですよね!
この点において「オフィスチェアC2」の保証期間は購入後5年間と超良心的。
念のため、FlexiSpotさんに「ガスシリンダー切れは保証に含まれるのか?」と確認したところ「ガスシリンダー故障は保証対象になる」と回答いただきました。
シリンダー切れまでサポートいただけるのは本当にありがたい。
10万円クラスのオフィスチェアでは長期サポートは当たり前になっていますが、この価格帯でここまでサポートが確立しているのは大きな差別点だと思います。
廉価なオフィスチェアとの選択で悩んでいる方はぜひ保証の観点も踏まえて選んでみてください。
組み立てめちゃ楽ちん
通販でオオモノを買うとたまに組み立てがめっちゃ大変なやつってありますよね。(先に言ってくれって思う)
結論めっちゃ簡単です。僕は7歳の長男と二人で組み立てましたが、約10分で完成しました。公式からの解説動画もあるのでぜひ気になる方はチェックしてみてください。
唯一にして最大のデメリット。座り心地を試す場所がほしい
ネットで情報を発信している立場で言うのもなんですが、オフィスチェアを選ぶにあたってやっぱり購入前に実物を試したいですよね。
FlexiSpotの製品として昇降デスクは国内でも市民権を得て、大手の家電量販店を筆頭に実店舗に普及してきたのですが、オフィスチェアの取り扱いは非常に乏しい。
「オフィスチェアC2」に関しては、実店舗での取り扱いは現時点でどこにもありません。
オンライン販路に集中させているからこそ、低価格を実現しているということでここは割り切りが必要ですね。
まとめ:高級路線の機能性・快適性が格安で実現された理想のチェア
今回は、FlexiSpotの「オフィスチェアC2」についてレビューさせていただきました。
正直、店頭でもお目に掛かることができませんし、快適性に関しては懐疑的な側面もありましたが、めちゃくちゃおすすめです。
リアル店舗での体験ができない点を除けば、デザイン・機能性・快適性・保証のどれもがトップレベルで、長く・高い頻度で使用するオフィスチェアとしては理想的だと思います。
これが5〜6万円で販売されているのはめちゃくちゃコスパが高いです。中古で高級チェアを購入することも最近は流行っていますが、保証の観点を踏まえると断然「オフィスチェアC2」がおすすめです。
ぜひ、自宅でのオフィスチェア新調を検討されている方は検討の候補に加えてみてはいかがでしょうか。
なお、僕はデスクもFlexiSpotで揃えています。昇降デスクは作業効率を爆上げしてくれるおすすめのアイテムですので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
最近導入した人間センサー付きのモニターライトもおすすめ。デスクワークの集中力がすごく増しますよ。