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自宅で商品撮影をしていると雑多な背景が写り込んでしまい、商品写真自体にどこか素人感が出てしまうことってよくありますよね。
僕自身、普段は自宅でカメラ機材のレビューを行っていて、これまで背景整理アイテムはいろいろ試してきたものの、なかなかコレといった環境を作ることができず苦労していました。
背景紙が折れてシワが取れなかったり、サイズが小さくアングルを多少変えるだけで背景が見切れてしまうなど、失敗も多く経験してきました
そんな中で辿り着いた物撮りアイテムが、今回紹介する「ピノスタジオ(PinoStudio)の背景シートセット」
デザインや質感はもちろん、自宅の狭いスペースでも運用しやすいコンパクトさと、背景が見切れる心配がない十分な大きさを兼ね揃えたすごく便利な背景シートセットです。
幅が広い背景シートだからこそ、背景が見切れることなく綺麗に撮影できます
お値段は背景シートとボードで合計で1万円程度と決して安くはないものの、背景紙のようにすぐにヘタることもなく、また撮影に関わる作業効率を格段にアップさせてくれるため、時間対効果の観点では非常に優れたアイテムだと感じます。
撮れる写真もすごくおしゃれで、僕のレビュー記事には欠かせない存在になっています!
自宅の一角でもプロっぽいおしゃれな商品撮影ができますので、手軽に商品撮影のクオリティを上げたいと考えている方にはぴったりなアイテムです。
物撮り環境を整えたいと考えている方には、個人的には今一番おすすめなアイテムだと感じていますので、ぜひ最後までチェックしてみてください
Photographer
はろ
月間8万PVのカメラ系ブログを運営。子供撮影の趣味が高じ、副業カメラマンとしても活動しています。ご質問はコメント欄・お問合せ・DM等でお気軽にどうぞ。
ピノスタジオ背景シートセットの概要
「ピノスタジオの背景シートセット」は、「背景シート」と「背景シートを支える専用ボード」を組み合わせて使うタイプの撮影キットです(一部のサイズは専用ボード対象外)
一般的な背景紙と違い、縦方向に背景を加えられる点が背景シートの魅力の一つで、(真上からだけではなく)真横からの撮影でも背景が見切れないため、撮影のバリエーションを増やすことができます。
また、組み立て・片付けの手順が非常に簡単で、かつコンパクトに設置できるため、自宅で撮影を行う方にもぴったりな背景シートです。
背景シートのデザインは全31種類
背景シートの肝となるデザインは、全部で31種類と非常に豊富な選択肢があるのも特徴の一つ。特に柄のデザインはリアルな作りになっていて、被写体に応じて使い分けることで商品の魅力を最大限に引き立てることができます。
黄色ハッチングが人気TOP3のデザイン
- 柄デザイン:コンクリート / 大理石 / 白無地 /漆喰 / 白レンガ / 白木目 / 濃木目 / 茶木目 / ストーンウォール / クラックストーン / アンティーク
- 単色デザイン:パステルピンク / パステルブルー / ネイビー / グレー など
対応サイズと価格表
サイズは、それぞれの柄・カラーに対して「Sサイズ」~「XLサイズ」まで4種類から選ぶことができます。自宅利用であれば、設置スペースも考慮してMサイズがおすすめです。
項目 | Sサイズ | Mサイズ | Lサイズ | XLサイズ |
---|---|---|---|---|
大きさ (幅×長さ) | 65×65cm | 120×65cm | 120×90cm | 300×155cm |
撮影用途例 | 小物 | 雑貨・料理・ガジェット | カバン・花 (大きめの被写体) | アパレル・人物撮影 |
専用 背景ボード | 非対応 | 対応 | 対応 | 非対応 |
価格 | 2,900円 | 4,900円 +6,000円 (専用ボード) | 6,900円 +6,000円 (専用ボード) | 29,000円 |
MサイズとLサイズの違いは高さだけ。最終的には被写体のサイズに応じて決めるのがおすすめです!
ピノスタジオ背景シートレビュー|導入して良いと感じた点
概要について簡単に紹介させていただいたところで、ここからは実際に「ピノスタジオの背景シートセット」を使ってみて良かったと感じたところについてピックアップして紹介します。
特に使ってみてよかったと感じるポイントは以下の4点。以降ではひとつずつ紹介していきます
- リアルな質感とおしゃれなデザインで写真のクオリティがアップ
- 真横・真上から撮影しても背景が見切れない十分な大きさ
- 省スペースで設置できるため自宅スペースでも運用しやすい
- シワに強く汚れも拭き取れて繰り返し使える利便性
ここでは割愛しますが、デザインのバリエーションも大きな魅力です!
リアルな質感とおしゃれなデザインで写真のクオリティがアップ
「ピノスタジオの背景シートセット」の魅力のひとつが背景シートのクオリティの高さ。特に柄付きのデザインはまるで本物のように錯覚するほどにリアルなデザインになっています。
背景シートには厚み(1mm程度)がある素材が使われていて、紙のようにペラペラした安っぽい印象が出ないため、見た目の印象はかなり違ってきます。
ちなみに、この背景シートは一枚一枚職人の手で加工されています。元々は印刷工場だったこともあり、印刷技術と手作業によって高いクオリティを出しているとのこと。
真横・真上から撮影しても背景が見切れない十分な大きさ
使ってみて便利だと感じる2つ目は背景の広さ。撮影アングルを変えても背景が見切れないため、背景調整のために撮影アングルを試行錯誤する必要がない点が嬉しいポイントです。
省スペースで設置できるため自宅スペースでも運用しやすい
また、使用しない際には折りたたんで収納することができるため、自宅の一角で撮影する際にも邪魔にならない点も個人的には非常に嬉しいポイントです。
\ 収納時 /
\ 組み立て時 /
セッティング作業すごく簡単。ボードに背景シートを引っ掛けるだけなので、30秒ほどでセッティングすることができます。
シワや汚れに強く繰り返し使える
背景シートには横断幕などに使用されている「ターポリン」と呼ばれる特殊な生地が使われていているため、長く繰り返し使えるようになっています。
厚みがありシワができにくいことや、撥水加工によって汚れをサッと拭き取ることができます。
仮に少しシワや癖が出てしまったとしても、ドライヤーを軽く当てるだけで簡単に元通りにできます
紙ベースの背景紙の場合、一度シワや汚れがついてしまうと元通りにすることが難しく、基本的には買い直しが必要。一方でピノスタジオの背景シートセットは、半永続的に使い続けることができるため、長期コスパが非常に高いアイテムと言えます。
ピノスタジオ背景シートを購入する際の注意点・デメリット
ピノスタジオの背景シートセットはサイズによって価格や付属品、運用方法が異なるため、購入前にはサイズをしっかり見極めることが重要です。
サイズによって背景ボードの有無が異なる
背景ボードはSサイズのシートは背景ボードに取り付けできない仕様になっています。Sサイズを購入後にサイズアップしたくなった場合には、Sサイズのシートを流用できない点が最大の注意点です。
項目 | Sサイズ | Mサイズ | Lサイズ | XLサイズ |
---|---|---|---|---|
大きさ (幅×長さ) | 65×65cm | 120×65cm | 120×90cm | 300×155cm |
撮影用途例 | 小物 | 雑貨・料理・ガジェット | カバン・花 (大きめの被写体) | アパレル・人物撮影 |
専用 背景ボード | 非対応 | 対応 | 対応 | 非対応 |
価格 | 2,900円 | 4,900円 +6,000円 (専用ボード) | 6,900円 +6,000円 (専用ボード) | 29,000円 |
将来的に背景ボードが必要になりそうな見込みがある場合は、M・Lサイズのどちらかを選ぶようにしましょう
専用背景ボードは別売り
M・Lサイズのシートに対応する背景ボードは別売りです。導入時に買い忘れないように注意しましょう。
ピノスタジオ背景シートの評判
ここまでは僕の主観的なレビューをさせていただいたため、改めて他の購入者のレビュー・評判についてもまとめました。
はろログカメラの記事を読んだ方から相談をいただくことも増えてきましたが、総じての評判は非常に高く僕個人としても大変嬉しく思います。
まとめ:評判通りの使い勝手!物撮り初心者の方にもおすすめな商品撮影セット
今回は自宅での商品撮影にぴったりな「ピノスタジオの背景シートセット」について紹介しました。どのアングルから撮っても背景の収まりが良く、物撮りに大活躍すること間違いなしの背景シートです。
僕自身も商品レビューを行う際には必ず使っているくらいにお気に入りのアイテムです!
価格こそやや高いものの、長く使えるものですし、撮影の時短効果もあるためコストパフォーマンスは非常に高いと思います。
商品の魅力は視覚で受け取る部分が非常に大きいため、商品レビューやネットオークションでの出品など、多くの人に商品を手に取ってもらいたい方はぜひ導入されてみてはいかがでしょうか。
あわせて読みたい記事
物撮り用のカメラをお探しの方はこちらの記事でわかりやすくまとまっていますので、参考にしてください
また、当ブログではカメラの選び方や撮影のテクニックなどについて情報発信しています。これから商品撮影を本格的に始めてみたい方は、ぜひカメラ機材や撮影方法についてもチェックしてみてくださいね
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