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シャッタースピードは、写真の明るさやブレの度合いを決める重要な要素。とはいえ、普段から聞き慣れないカメラ初心者の方からすると何がなんだかよくわからないですよね
実はシャッタースピードは写真の見た目を一番変えるといっても過言じゃないくらいに重要な設定なんですよ
そこで今回は、シャッタースピードについて体系的に紹介します。設定の目安やメリット・デメリット効果についても具体例と共に紹介しますので、ぜひ一緒に学んでいきましょう
そこで今回は、シャッタースピードの目安や効果について体系的に解説していきたいと思います
シャッタースピードを意図的に設定できるようになると、ブレを抑えた写真や星空を明るく撮った写真など、写真のバリエーションが格段に広がります
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Photographer
はろ
月間8万PVのカメラ系ブログを運営。子供撮影の趣味が高じ、副業カメラマンとしても活動しています。ご質問はコメント欄・お問合せ・DM等でお気軽にどうぞ。
シャッタースピードとは
シャッタースピードとは、シャッターボタンを押して、シャッター幕が開いてから〜閉じるまでの時間を指します
カメラは、シャッター幕が開いている間に光を取り込むため、時間を短くすればブレが小さく・長くすればブレが大きくなります
シャッタースピードが遅い場合
シャッタースピードを遅く設定した場合は、通常の撮影よりも明るく・ブレが目立ちやすくなります
シャッタースピードが速い場合
逆にシャッタースピードが速い場合は、写真は暗くなりやすく・ブレは起きづらくなります
おすすめのシャッタースピード
シャッタースピードを決める上で重要なポイントは、被写体にあわせてシャッタースピードを設定することです
実際に僕自身も撮影に入る前は、ブレない程度までシャッタースピードが確保できているかをチェックしてからシャッターをきることが多いです
まずは以下の画像を参考にして、被写体がぶれることが無いようにお使いのカメラでも設定してみましょう
なお、シャッタースピードを任意の値に設定するためには、撮影モードを以下のどちらかに設定する必要があります
- シャッタースピード優先モード(S・Tv)
- マニュアルモード(M)
あわせて読みたい
撮影モードの種類や役割については、以下の記事で詳しく紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください
意図的にシャッタースピードを変えるシーン
ここまで説明した通り、シャッタースピードを変えると「明るさ・ブレ」のコントロールができます
ではここでは実際に撮影した写真ごとに、シャッタースピード設定の考え方(目安)を振り返ってみたいと思います
例題1:手持ち暗い夜景のシーン
暗い夜景撮影では、なるべく明るく撮影したいですよね。一方で、この写真では手持ちで撮影していたこともあり、手ぶれ防止のためシャッタースピードは「1/125秒」で撮影しています
手ぶれは、シャッターを切る際にカメラが微動することで、写真全体がブレてしまう現象のことを指します
シャッタースピードを速く設定することで手ぶれを防ぐことができ、おおよその目安は、1/焦点距離(秒)と言われています
例題2:動きの速い被写体を撮影するシーン
動き回るお子さんやペットなどをピタッと止めるためには、おおよそシャッタースピードを1/500秒よりも速く設定するのがおすすめです
手ぶれ防止と被写体のブレの防止、それぞれに必要なシャッタースピードのうち、速い方を基準に合わせましょう
例題3:あえて軌跡を残したいとき
逆にブレを活かして面白い写真を撮る方法もあります
以下の写真は意図的にシャッタースピードを1秒〜数秒まで落として撮ることで、被写体の軌跡を残しています
数秒間にわたって撮影側は微動だにしないことが求められるため、三脚をつかって撮影する必要があります
まとめ:シャッタースピードでブレと明るさを調整しよう
今回はシャッタースピードとは?とお悩みの方に向けて、概要とおすすめ設定を紹介しました
シャッタースピードは一見とっつきづらく感じる設定かもしれませんが、とりあえずは最低でも1/200秒・最速で1/1000秒くらいで覚えてもらえればOKです
なお、ブレを抑えるためにはシャッタースピード以外にもカメラの持ち方やアイテムの活用など様々なノウハウがあります
以下の記事では、ブレを抑えるノウハウを紹介していますので、こちらもぜひチェックしてみてください
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