【レビュー】初めての収録マイク選びの最適解!「Ulanzi U-Mic AM18」ワイヤレスピンマイク

【レビュー】初めての収録マイク選びの最適解!「Ulanzi U-mic AM18」ワイヤレスピンマイク

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皆さんこんにちは。フォトグラファーの「はろ(@haroharo72)」です。

YoutubeやSNSなど個人でも発信する機会が増えている中、音質にも高いクオリティを求めたい人は増えているはず。

僕もその一人で、これまでポッドキャストマイクやVLOGマイクなど、少しばかり音の世界に足を踏み入れてみたものの、音質と手軽さをうまく両立するマイク選びに悩んでいました。

はろ
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特に固定マイクは、マイクからの距離に応じて音量が大きく変わるので、編集が割と手間だったんですよね・・・

そんな僕を救ってくれたのが、今回紹介するUlanzi U-Mic AM18(ワイヤレスラベリアマイクシステム)。ワイヤレスのピンマイクのため、どこで撮影しても音量が一定に保たれ、かつ音質も優れた便利なアイテムです。

この手のマイクは価格が非常に高い(3万円〜)点が最大の障壁である一方で、Ulanzi U-Mic AM181万円台前半と圧倒的ににリーズナブル。その他にも使用して感じたメリットが多々ありました。

実際の使用感まとめ

  • 一般的なハイエンドモデルに搭載される機能が1万円台前半で実現されているのは驚き
  • 自宅撮影やインタビューで十分に使える良好な音質
    (編集ソフトでノイズ除去すると、さらに非常に綺麗に撮れる)
  • マイクの位置を気にせず収録しても音量が一定なので編集が手軽
  • サイズがやや大きく目立つのが気になる点
  • 操作画面が日本語非対応のため、使用当初は慣れが必要

SNSやYoutubeなどのプライベート用途で、不満なく使えるピンマイクが欲しい・価格は抑えたいと考えている方には、今一番おすすめできる製品と感じます。ぜひ内容をチェックいただき導入を検討してみてくださいね。

はろ
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他社の類似機能モデルと比べても半額程度で買えるハイコスパマイクシステムです!

当記事はメーカーより提供いただき執筆していますが、忖度なく率直にレビューさせていただいています

この記事の著者

Photographer

はろ

月間8万PVのカメラ系ブログを運営。子供撮影の趣味が高じ、副業カメラマンとしても活動しています。ご質問はコメント欄・お問合せ・DM等でお気軽にどうぞ。

「Ulanzi U-mic AM18」の機能特徴・外観

その中でも今回紹介する「Ulanzi U-Mic AM18」はワイヤレスピンマイクというジャンルに位置するアイテム。

最大100mの距離でも通信できるマイク(2つ)とトランスミッター(受信機)で構成されていて、これらが充電ケースに収納できるようになっています。

左:トランスミッター|右:マイク
はろ
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ショットガンマイクなど音質に尖ったようなものがある一方で、どこで話しても音量が一定で撮れて、音質もそこそこに良い便利なマイクです。

その中でも「Ulanzi U-Mic AM18」は、1万円台のローコストながら(マイク本体にも音源を記録できる)ローカル録音や、2つのマイクを使った同時録音にも対応。

ケース充電にも対応しており、機能と利便性が価格に見合わないほどのハイコスパマイクです。

比較項目Ulanzi U-Mic AM18
価格13,999円
想定用途Youtube・SNS・オンラインライブ・インタビュー等
構成ケース・トランスミッター・マイク × 2
特徴総重量:209g|マイク:23g
バッテリー容量ケース:1,500mAh|マイク:300mAh
連続バッテリー持続時間マイク 6時間|トランスミッター 14時間
充電端子USB Type-C
対応端末一眼カメラ・スマートフォンなど
付属ケーブルデバイス接続用3本(3.5mm↔️3.5mm・Type-C・Lightning)
充電用1本(USB Type-C↔️Type-A)
その他付属品ウインドスクリーン× 2・収納袋
その他機能デュアルチャンネル録音
ローカル録音対応
外部マイク接続可能
モノラル・ステレオ・セーフティトラック切り替え

Ulanzi(ウランジ)は2016年に立ち上げられた中国のカメラアクセサリー専門メーカー。

後発のメリットを活かして、圧倒的なコスパと高いクオリティを両立している点が特徴的な人気メーカーのひとつです。特に有名なのが、カメラと三脚等の機材をワンタッチで接続するクイックリリースシステム

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その他、三脚をはじめ、徐々にウランジ製品がカメラ界隈にも浸透してきていますね。

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スペックは簡単に以上として、以降では外観や機能の紹介をしていきます

充電式の収納ケース

ケース収納により充電できる

こちらはトランスミッターやマイクを収納しながら充電できるケース。サイズ感は手のひらに乗る程度。少し厚みがありますが、重量は209gと見た目よりも軽い印象です。

充電はUSB Type-Cケーブルで行い、ケース内蔵バッテリーの残量はランプで確認することができます。

バッテリー残量はランプで確認可能

トランスミッター

トランスミッターは、ピンマイクの音声を遠隔で収集し、カメラやスマホなどの収録デバイスにデータを送り込む役割を持つアイテム。

カメラのホットシューにも差し込める
はろ
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トランスミッターとデバイス(カメラなど)をケーブルで繋ぐだけでワイヤレスマイクが機能するため、使い勝手はすごくいいですね。

トランスミッターには物理ボタンのほか、電子ディスプレイが付いていて、タッチパネル操作ができます。

タッチパネル操作に対応

ワイヤレスのメリットを活かして、2つのマイクの電池残量・ミュート操作・ボリュームチェック・音量調整などもトランスミッターから行うことができます。

左右のボタンは各マイクのミュートスイッチ

左右のサイドには、デバイスに音源を送り込む出力端子やロックボタンが配置されています。

また、トランスミッターの底面にあるコールドシュー端子を使って、カメラの上部に固定することができます。スマホ撮影ではコールドシューが付いたスマホホルダーを使えば、同様に固定ができます。

コールドシュー端子がクリップにもできるため、いろんなところに取り付けられる点もポイントが高いですね。

ワイヤレスマイク

こちらは標準で2つ付属するワイヤレスマイク。一般的なピンマイクと比べると少しサイズは大きい感触はありますが、23グラム台と非常に軽く、見た目もシンプルな作りになっています。

重さはわずか23グラム台

マイクの上部が収音部となっていて、ここに風切り音防止のためのマフをつけることができます。

あまり用途はないかもしれませんが、他のマイクを音源にすることもできるように外部マイクコネクタも付属。万が一別のマイクをワイヤレスで使いたい!といった時に便利ですね。

マイクにもワイヤレスならではの配慮が行き届いていて、マイク側からの音量調整ができます。ローカル録音にも対応しています。

トランスミッター同様にクリップが付いているので、こちらを衣服に取り付けて収録を行います。

コールドシューにも接続可能
軽量のため衣服の首元が伸びるようなこともありません

付属品

付属品も充実していて、一眼カメラ・Android・iOS端末に接続できるケーブルが標準で付属します。ACアダプタはないものの、それ以外は基本的に何かを買い足すようなことはないかと思います。

はろ
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充実した機能性と付属品について紹介したところで、以降では実際にマイクとしての実力についてご紹介していきます!

「Ulanzi U-mic AM18」レビュー|気になる音質テスト結果

マイクにとって最も重要な要素である「音質」。個人的な感想としては、編集ツールでノイズキャンセリングをかけることを前提とすれば、動画配信を行う上でも十分な音質だと感じます。

実際に「Ulanzi U-Mic AM18」とSONY α7IVの内蔵マイクの音質を比較した動画がこちら。僕が感じた感想も簡単にまとめておきます。

Ulanzi U-Mic
カメラ内蔵マイク
  • どこで収音しても音量が一定
  • 若干音がこもって聞こえる
  • ホワイトノイズが気になる(ノイズキャンセリングで補正可)
  • 高音にハリがあり、比較的クリア
  • カメラと別方向で話すと音量が安定しない
  • 反響音を拾いやすい

前半:ノイズキャンセリング有り|後半:ノイズキャンセリング無し

音質としては内蔵マイクの方が綺麗に聞こえますが、特に後ろを向いた際には音量が安定しないため、ノイズキャンセリングも上手く補正できていない印象を受けます。

一方で「Ulanzi U-Mic AM18」は、若干音がこもって聞こえるものの、平均的にそこそこの音質を維持してくれるため、編集時の苦労が少なく済む点にメリットがありますね。

はろ
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100点は得られないけれど、赤点を出さないという意味では信頼感のあるマイクと言えます!

「Ulanzi U-mic AM18」を実際に使用した感想(良かった点)

これまでポッドキャストマイクを使って収録していた僕としては、収録時は常に「マイクからの距離」が頭の中にあり、話の内容よりも「ちゃんと撮れているのか」といった不安感の方が大きいといったことが多々ありました。

Ulanzi U-Mic AM18」はワイヤレスマイクという特性の他に、データのバックアップや音質面でもとにかく安心感を感じることができ、真にコンテンツ制作に打ち込むことができる点が何よりも嬉しいポイントですね。

使って感じたGood Point

  1. 個人発信には十分すぎる良好な音質
  2. ワイヤレスでも遅延は全く気にならない
  3. マイクからの距離を気にせず収録できる
  4. トランスミッター・マイク、どちらからも操作できる音量調整が便利
  5. ローカル録音で万が一のデータ消失にも備えられる安心感

音質や遅延もまったく不満がなく、ローカル収録もできる。マイクも2つ付属してコラボ企画やインタビュー撮影でも使える。豊富な収録デバイス・外部マイク接続可能・ヘッドホン接続などデバイス間の親和性も高い。

これが1万円台前半の価格で購入できるのは正直、価格破壊のレベルですね。

はろ
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ワイヤレスマイクの敷居をグッと下げてくれる神アイテムだと感じました!

「Ulanzi U-mic AM18」を買う前にチェックしておきたい項目

総じて満足感の高い「Ulanzi U-Mic AM18」ですが、他のハイエンドモデルと比べたり、使用していく中で多少気になる点がいくつかありました。

はろ
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個人発信用途であれば、おそらく気になる方は少なそうな内容であるものの、ぜひチェックしてみてください。

日本語に非サポート

対応言語は、英語と中国語のみ。この手のガジェットではありがちな傾向ではあるものの、気になる方は気になると思う。

実際の操作画面は直感的になものが多いため、英語が全くできない僕でも特に不満は感じない。なお、説明書は日本語に対応しているため、一度操作感に慣れれば乗り越えられるとは感じます。

サイズが少し大きく感じる

他メーカーとサイズ感を比較した際に「Ulanzi U-Mic AM18」はひとまわり程度、サイズが大きく感じます。

特にマイクのサイズ感が個人的にも少し気になるところ。

サイズ的に衣服の裏に隠せるほどでもないため、自撮り映像を撮る&見た目を重視する方は、コスパとのトレードオフを考えて検討することをオススメします。

価格・音質・安心感・利便性、どこをとってもバランス優れたワイヤレスマイク

今回は「Ulanzi U-Mic AM18」をご提供いただきレビューをさせていただきました。

個人的にもワイヤレスマイクは初めてで、音質や遅延が特に気になっていたところでしたが、実際に使ってみると満足感が高く、これまで使っていたどのマイクよりも使いやすさと安心感を感じした

実際の使用感まとめ

  • 一般的なハイエンドモデルに搭載される機能が1万円台前半で実現されているのは驚き
  • 自宅撮影やインタビューで十分に使える良好な音質
    (編集ソフトでノイズ除去すると、さらに非常に綺麗に撮れる)
  • マイクの位置を気にせず収録しても音量が一定なので編集が手軽
  • サイズがやや大きく目立つのが気になる点
  • 操作画面が日本語非対応のため、使用当初は慣れが必要

SNSやYoutubeなどの個人発信にあたって、ワイヤレスマイク選びに失敗しなくない方には今一番おすすめできる製品だと感じます。この機会にぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

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