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念願の一眼レフ・ミラーレス一眼をゲット!だけど、いまいち使い方が分からなくて不安を感じている方は多いかと思います
カメラの操作説明書はボリュームも多いし、なんだかハードルが高く感じてしまいますよね
実は、カメラを使う上で設定をすべてマスターする必要はありません。撮りたい写真を撮るために必要な設定を少しずつ覚えていけばOKです
僕自身もカメラ歴は5年以上を数えますが、全ての設定を覚えてはいませんし、このスタンスで困ったこともほとんどありません!
そこで今回は、カメラ初心者の方におすすめな一眼カメラならではの楽しみ方5選と使い方のコツをご紹介したいと思います
\ 一眼カメラらしい写真の撮り方を学びましょう /
以下のような方にはおすすめの内容ですので、ぜひチェックいただき一眼カメラを買ってよかったと感じていただければ幸いです
- 一眼レフ・ミラーレス一眼を買ったけど、使い方が分からなくて諦めてしまいそう
- スマホで撮った写真と違いを感じられずモチベーションが下がってしまった
- SNSで見るようなカッコいい・おしゃれな写真を撮る方法を知りたい
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以下の記事では、カメラ初心者の方がハマりやすい撮影失敗と対処法をまとめています。今まで遭遇したけど対処法がよくわかなかったこと、これから起こるかもしれない失敗を防ぐためにも、ぜひチェックしてみてください
\ 気になる内容をチェックしよう /
Photographer
はろ
月間8万PVのカメラ系ブログを運営。子供撮影の趣味が高じ、副業カメラマンとしても活動しています。ご質問はコメント欄・お問合せ・DM等でお気軽にどうぞ。
大きなボケ感のある写真を撮ってみる
一眼カメラの大きな特徴のひとつが「大きなボケ感」。ボケ感の大きな写真を撮れれば、それだけでもスマホとは明らかに違う写真になります
僕自身も初心者のころにボケ感の大きな写真が撮れた時は、すごくテンションが上がった記憶があります!
「大きなボケ感」を出すためのコツとカメラの使い方
「大きなボケ感」を出すためのコツ
- ズームレンズの場合は望遠側で撮る
- F値(絞り値)を一番小さな値に設定
F値(絞り値)について詳しく知りたい方はこちらの記事をチェックしてみてください
カメラの使い方
- ズームレンズを望遠側に設定する(焦点距離のミリ数を大きくする)
- 撮影モードを「A|Avモード」に切り替える(F値を好きな値に固定できる)
- F値を一番小さな値に設定する
F値を小さくするとボケが大きくなります
(左:F4|右:F16)
望遠で撮影するとボケが大きくなります
(左:望遠 66mm|右:広角 35mm)
背景部分を拡大
(左:望遠&F値小さい|右:F値大きい)
細かい原理はさておき、ボケを大きくするには「F値は小さく・望遠で撮る」という点だけ覚えてもらえればOKです!
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以下の記事では、ここでは紹介しきれなかった「ボケを大きく出すテクニックや機材の選び方」を紹介しています。より詳しく知りたい方はチェックしてみてください
好みの色味を見つける
一眼カメラでは、あらかじめ登録された色表現パターンがいくつも搭載されていて、撮影時にパターンを切り替えることで自分の好みに近い写真を簡単に撮ることができます
個人的にはビビット(鮮やか)やフィルムライクな淡い写真は、肉眼と違って面白い仕上がりで大好きです!
ビビッドな設定を適用
フィルムライクな設定を適用
「色味を変更する」ためのコツとカメラの使い方
色味の変更はとても簡単で、カメラ設定から色味に関わる設定パターンを変更するだけです
メーカーによって設定の名称が異なるので、注意が必要です
カメラの使い方
- 設定画面から色味変更(名称は下記参照)を開いて、好みの色味パターンを選択する
- Canon:ピクチャースタイル|Nikon:ピクチャーコントロール|SONY:クリエイティブルック(クリエイティブスタイル)|FUJIFILM:フィルムシミュレーション|Panasonic:フォトスタイル|OLYMPUS:ピクチャーモード
明るさを変えてアクセントをつけてみる
オート任せで撮影すると、周囲の明るさ次第では人が暗くなってしまったりと自分の想像と撮れる写真の違いに違和感を感じることもあるかと思います
そんな時に便利な機能が「露出設定」で、±0を基準に簡単に明るさを調整することができます
あえて明るく撮影する「ハイキー」、あえて暗く撮影する「ローキー」な撮影は、スマホなどのオート任せの撮影ではなかなか撮れない雰囲気が出せるので、ぜひ試してみてください!
ハイキーで撮影した写真(柔らかな雰囲気になりやすい)
明るさひとつで写真の雰囲気は大きく変わりますので、ぜひ自分の好みの雰囲気を出せるように試してみましょう
「明るさを変える」ためのコツとカメラの使い方
「明るさを変える」ためのコツ
- 明るさを調整する:「露出補正設定」を使う
- ハイキー(わざと明るく)で撮る。柔らかな雰囲気に仕上がりやすい
- ローキー(わざと暗く)で撮る。カッコ良い雰囲気に仕上がりやすい
カメラの使い方
- 撮影モードを「オートモード以外」に変更(A|S|Pモード)
- 設定画面や露出ダイヤルを使って露光量(明るさ)を変更する
- ハイキーなら「+1~+3」、ローキーなら「-1~-3」に設定
カメラ上部のダイヤルや、背面モニターのそばの±のボタンから変更することができます
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カメラ撮影モードはマニュアル以外であれば、露出ダイヤルや露出設定で明るさを変更することができます。それぞれのモードについて詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください
夜景を綺麗に撮ってみる
一眼カメラの性能が引き出せる主な撮影シーンが「夜間撮影」
一眼カメラは光を取り込むセンサーのサイズが大きいため、スマホと比べると暗いシーンでも滑らかで鮮やかな写真を撮ることができます
スマホだとジャギジャギしがちな夜景も滑らかに撮れる
ボケ感も大きい一眼だからこそ印象的に見える
一眼を持っている方ならぜひチャレンジしてもらいたい撮影シーンのひとつです
「夜景を綺麗に撮る」ためのコツとカメラの使い方
夜景で綺麗に撮るためのコツ・撮れ高を上げるための考え方については、以下の記事で詳しく紹介していますが、ここでは撮影の設定方法部分を切り出して紹介したいと思います
「夜景を綺麗に撮る」ためのコツ
暗いシーンは手ぶれが起きやすいため、F値をなるべく小さくして明るさを稼ぎましょう。また、ISO感度を上げると写真を明るく補正することができるので、暗い場合はISO感度を上げて対応しましょう
- F値を小さく設定する
- ISO感度を大きく設定する(設定が複雑化するのでオートでもOK)
- 明るさが足りなければ露出設定を+側に変更する
カメラの使い方
- 撮影モードを「A|Avモード」に切り替える(F値を好きな値に固定できる)
- F値を一番小さな値に設定する
- ISO感度をオートにする
- (それでも暗ければ)露出設定を+側に変更する
ISO感度は、明るさが足りない時に使う補助機能のようなもので、感度を敏感にすることで少ない光をカメラ内で増幅する効果があります
構図を真似してオシャレに撮ってみる
最後にぜひ真似して欲しい表現方法は「構図を意識して撮影すること」
たった数個のパターンを覚えるだけで、SNSなどで見かけるイケてる写真に近づけることができる上に、他の方が撮った写真を分析して、自分でも真似することだってできるようになります
「構図を意識して撮る」ためのコツとカメラの使い方
使用頻度や難易度の低さを踏まえて、個人的に優先的に覚えておいた方が良いと感じる構図が以下の4つです
撮影する前に構図をイメージしながら撮影できれば、きっと満足できる写真が撮れると思います!
おすすめの構図
- 日の丸構図:被写体を中央に配置する
- 3分割構図:写真に上下均等に3本ずつ線を引いて、分割線が縦横に交差する点に被写体を配置する
- 2分割構図:写真を左右あるいは上下で対称になるように配置する
- 対角線構図:写真の四隅から引いた対角線で被写体が分割するように配置する
カメラの使い方
- 構図を綺麗に再現するためには「グリッド線」を出しながら撮影するのがおすすめ
- 画面内に表示されるグリッド線を参考に、被写体を配置する
画面内に参考となる線が表示されるようになりますので、先ほど紹介した構図を作ってみましょう!
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上記のおすすめ構図について、以下の記事では実際に撮影した写真を添えて詳しく解説しています。構図を学んで見たい方はぜひチェックしてみてください
まとめ:一眼カメラの使い方を覚えるキッカケを掴もう
今回は初めて一眼カメラを手にした方に向けて、最初に知っておくとカメラを楽しめる使い方について紹介させていただきました
分厚い説明書やたくさんの機能を目の前に億劫になってしまいがちですが、ぜひ今回の内容を真似していただき一眼カメラを使う感動を味わっていただければ幸いです
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以下の記事では、設定を誤っているが故にうまく撮影できない(あるあるな)シーンと対処法についてまとめています。今まで遭遇したけど対処法がよくわかなかったこと、これから起こるかもしれない失敗を防ぐためにも、ぜひチェックしてみてください
初心者の方が特によくハマりやすい内容が満載ですので、ぜひチェックしてみてください!
\ 気になる内容をチェックしよう /
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