【比較】APS-C機に最適!Eマウントの撒き餌レンズを紹介します

【APS-C】安くて便利!SONY Eマウントの撒き餌レンズ厳選2本レビュー|シンデレラレンズ

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皆さんこんにちは。フォトグラファーの「はろ(@haroharo72)」です。

ボケ感が大きく、暗いシーンでも綺麗に撮れる単焦点レンズは、一眼カメラユーザーなら1つは持っておきたいアイテム

とは言え単焦点レンズと言えども焦点距離や価格帯の幅が広く、初めてのレンズ選びではどれを選べばいいかよくわからないですよね。 

そんなときにぜひ活用したいのが撒き餌レンズ(別名:シンデレラレンズ)。レンズメーカーが、単焦点ビギナーの方に単焦点レンズの凄みを知ってもらうために、あえて価格をググッと抑えて発売している超お得なレンズです。

はろ
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価格はもちろん、軽くて小さいのでズームレンズとの相性もバッチリです

そこで今回は、SONY α6400などのソニーEマウントのAPS-C機をお使いの方に向けて、コスパ最高の撒き餌レンズ2本を紹介します

一般的に撒き餌レンズ(シンデレラレンズ)はメーカー純正レンズを指しますが、今回はサードパーティーを含めてピックアップしています

比較項目SONY
E 35mm F1.8 OSS
SIGMA
30mm F1.4 DC DN
レンズ外観
おすすめ度
おすすめな人小型軽量を重視
手ぶれ補正が欲しい人
コスパ・画質重視の人
実売価格約4.5万円約3.5万円
焦点距離※
(レンズ種別)
APS-C:52mm
(標準域)
APS-C:45mm
(標準域)
開放F値F1.8F1.4
防塵防滴非対応非対応
手ぶれ補正対応非対応
重さ154グラム265グラム
商品リンクAmazon楽天市場Yahoo!Amazon楽天市場Yahoo!
※焦点距離はフルサイズ換算

はじめての単焦点レンズにチャレンジしてみたい、もっと手軽に持ち運べるレンズが欲しい、だけど予算には限りがある・・・といった方にはすごくおすすめですので、ぜひチェックしてみてください。

こんな方におすすめ
  • ソニーEマウント・APS-C機(α6000シリーズ・ZV-E10シリーズ)を使っている
  • 初めての単焦点レンズにおすすめレンズを知りたい
  • 軽くてボケ感の大きなレンズを使ってみたい

あわせて読みたい

サードパーティを含めて、20本以上のEマウントレンズを使ってたどり着いた、コスパ最高のSONY Eマウントレンズを焦点距離ごとにまとめました。巷でも神レンズと呼ばれる単焦点・ズームレンズです。お気に入りの一本を見極める参考にしてみてください。

この記事の著者

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はろ

月間8万PVのカメラ系ブログを運営。子供撮影の趣味が高じ、副業カメラマンとしても活動しています。ご質問はコメント欄・お問合せ・DM等でお気軽にどうぞ。

APS-C専用のソニーおすすめ撒き餌レンズ2選

SONY EマウントではAPS-C専用に設計されたレンズが数多く存在します。その中でも今回は、3万円台で買うことができるおすすめの2本のレンズを紹介します。

比較項目SONY
E 35mm F1.8 OSS
SIGMA
30mm F1.4 DC DN
レンズ外観
おすすめ度
おすすめな人小型軽量を重視
手ぶれ補正が欲しい人
コスパ・画質重視の人
実売価格約4.5万円約3.5万円
焦点距離※
(レンズ種別)
APS-C:52mm
(標準域)
APS-C:45mm
(標準域)
開放F値F1.8F1.4
防塵防滴非対応非対応
手ぶれ補正対応非対応
重さ154グラム265グラム
※焦点距離はフルサイズ換算
代表的なカメラ機種
  • SONY α6000シリーズ
    α6700 / α6600 / α6500 / α6400 / α6300 / α6100 / α6000
  • VLOGCAM ZV E-10
  • SONY α5000シリーズ
    α5100 / α5000
はろ
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どちらも軽くて・小さくて・評判が高いレンズです!

あわせて読みたい

(APS-C機でも使用できる)フルサイズ対応のEマウント撒き餌レンズについてはこちらでまとめています。価格はむしろこちらの方が安い場合もあるため、ぜひこちらもチェックしてみてください

はろ
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将来にフルサイズ移行した場合もそのまま使えるため、ぜひ検討の候補に加えてみましょう!

SONY純正レンズ|E 35mm F1.8 OSS (SEL35F18)

おすすめ度
おすすめな人小型軽量を重視
手ぶれ補正が欲しい人
実売価格約4.5万円
焦点距離※
(レンズ種別)
APS-C:52mm
(標準域)
開放F値F1.8
防塵防滴非対応
手ぶれ補正対応
重さ154グラム
※焦点距離はフルサイズ換算

APS-C専用レンズの1本目はE 35mm F1.8 OSS (SEL35F18)。SONY純正レンズの撒き餌レンズに位置付けられるレンズ。

人間の視野に近い標準域(フルサイズ換算:52mm)であり、非常に軽くて小さいため、活用シーンも非常に多く持ち運びにも困らない便利なレンズです。

はろ
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EマウントのAPS-C専用単焦点レンズでは、常に上位に食い込むくらいに評判の高いレンズですね

SONY純正撒き餌レンズ・SEL35F18の特徴

E 35mm F1.8 OSS (SEL35F18)の最も特徴的なポイントは、レンズ内に手ぶれ補正機構が備わっていること

特にα6400をはじめ、SONYのAPS-C機は基本的にボディ内手ぶれ補正が搭載されないため、レンズ内手ぶれ補正は動画撮影や暗いシーンでの写真撮影ですごく重宝します

はろ
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その他にも代表的な特徴点をまとめると以下の4つが挙げられます

SONY SEL35F18の特徴
  • レンズ内手振れ補正あり:手ブレが出にくい
  • 標準域:初心者でも使いやすい画角
  • 最小F値1.8:暗所撮影に強く・ボケが大きい
  • シリーズ最高レベルの軽量コンパクト設計

以降では、E 35mm F1.8 OSS (SEL35F18)の特徴について詳しく紹介します

レンズ内手ぶれ補正は動画・暗所撮影で便利

日没後や暗い室内で撮影する際には、シャッタースピードが落ちて手ブレが目立ちやすい状況になります

手ぶれした写真の例

これを抑えてくれるのがE 35mm F1.8 OSS (SEL35F18)が対応するレンズ内手ぶれ補正で、写真だけではなく動画撮影にも活躍する機能となっています

動画で気になる手ぶれが起きづらいレンズです

最近のAPS-C機(ZV-E10やα6600)ではようやくボディ側でも手振れ補正がついてきましたが、小さな筐体では補正量も決して大きくはありません

また、最近は動画を撮る方も多いと思いますが、動画こそ手ぶれ補正の性能が問われるため、レンズ内手ぶれ補正はかなり重要なポイントだと思います

はろ
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低価格帯のレンズで手振れ補正が付いているのはすごく珍しいので、これだけでも十分このレンズを選ぶ理由になるかと思います!

標準域で初心者にも扱い安い画角

E 35mm F1.8 OSS (SEL35F18)」の焦点距離は、フルサイズ換算で52mm。これは標準域と呼ばれる画角で、人間が視野の中で意識的に見る範囲に近い画角と言われています

標準域

そのため、肉眼で被写体を見る→ファインダーを覗く動作をおこなった時に、視野が違和感なくシームレスにつながるため、初心者にも使いやすくおすすめです

はろ
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さまざまな撮影シーンに無難に使えるため、最初の単焦点レンズでは標準域を選ぶ人は非常に多いですよ

暗所に強く大きなボケを出せる

E 35mm F1.8 OSS (SEL35F18)」では、最小のF値をF1.8まで下げることができます

これはレンズの性能に依存するところなのですが、F値を小さくするとたくさん光を取り込めるため、暗所でも明るく撮れる上に、前ボケ・背景ボケが大きくなるため、日常と一味違う写真を簡単に撮ることができます

Daphne
はろ
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ズームレンズではできない表現ができるレンズです

軽量コンパクトで持ち運びに便利

E 35mm F1.8 OSS (SEL35F18)」の重さは154グラム。これはiPhoneよりも軽いです

サイズもEマウントの中で指折りレベルで小さいため、ズームレンズのお供としても持ち運びやすいですし、カメラに装着しっぱなしでもストレスなく使うことができます

最高レベルの小型軽量モデル
はろ
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次に紹介するSIGMA 30mm F1.4 DC DNよりも、レンズの長さは半分程度・重さも2/3程度です

レンズメーカーSONY
レンズ名称SEL35F18
(E 35mm F1.8 OSS)
マウントEマウント
センサーサイズAPS-C
焦点距離35mm
焦点距離
(フルサイズ換算)
50mm
(標準)
解放F値F1.8
重さ154グラム
その他手振れ補正対応

SEL35F18(E 35mm F1.8 OSS)の総評

価格こそ約4万円と若干の割高感がありますが、手ぶれ補正・大口径(F1.8)・軽量コンパクト・使いやすい画角など、汎用性は非常に高いレンズです

特にこれから動画も撮影したいと思っている方は、レンズ内手ぶれ補正の恩恵を多く受られること間違いなしですので、ぜひ検討されてみてはいかがでしょうか

サードパーティレンズ|SIGMA 30mm F1.4 DC DN

おすすめ度
おすすめな人コスパ・画質重視の人
実売価格約3.5万円
焦点距離※
(レンズ種別)
APS-C:45mm
(標準域)
開放F値F1.8
防塵防滴非対応
手ぶれ補正非対応
重さ265グラム
※焦点距離はフルサイズ換算

さて続いて紹介する撒き餌レンズは、サードパーティメーカーの「SIGMA」から発売されているSIGMA 30mm F1.4 DC DN

先ほど紹介した「E 35mm F1.8 OSS (SEL35F18)」よりもサイズはひと回り大きくなりますが、同じく標準域の画角であり、価格は5,000円程度安く販売されています

SIGMA 30mm F1.4 DC DNの特徴

SIGMA 30mm F1.4 DC DNの特徴を一言でまとめると、レンズ性能はピカイチ・サイズは少し大きいと表すことができます。主な特徴点は以下の4点です

はろ
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SIGMAも味があって面白い特徴を持っています!画質重視の方はこちらがおすすめです

SIGMA 30mm F1.4 DC DNの特徴
  • 最高クラス絞り開放F1.4:暗所性能・大きなボケが魅力
  • 解像感:非常にシャープと評判
  • 画角はSONY純正撒き餌レンズと同じく標準域
  • サイズはSONY純正レンズよりひと回り大きい

絞り開放F1.4はボケ感・暗所性能でメリットあり

先ほど「E 35mm F1.8 OSS (SEL35F18)」のパートで説明した通り、最小F値が小さいほど暗所に強く、ボケが大きなレンズとなります

特にSIGMA 30mm F1.4 DC DNは、絞り開放F1.4と驚異的に明るいレンズとなっているため、ボケの大きさ・暗所への強さは先ほど紹介したSONY純正レンズの上回る性能となっています

はろ
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APS-C専用レンズでF1.4に対応しているレンズも非常に珍しいですね

解像感の高さにも定評あり

SONY純正レンズに勝るとも劣らない解像感と有名なSIGMAレンズですがSIGMA 30mm F1.4 DC DNについても例外なく解像感の評価は非常に高いです

単焦点レンズを使うなら画質はできるだけ高いものを選びたいと言う方には非常におすすめです

Aston Martin Vulcan

サイズ感も比較的小さめで持ち運びに困らない

一昔前のSIGMAレンズと言えば、デカくて重いがコンセプトだったものの、最近のレンズは性能はそのままに小型化が進められています

SIGMA 30mm F1.4 DC DNはまさしくこの流れに乗ったもので、比較的小さな筐体に高いレンズ性能が詰め込まれています

先ほど紹介した「E 35mm F1.8 OSS (SEL35F18)」と比べれば、ひと回り大きいレンズになりますが、それでもα6400などのボディに取り付けてもバランスの良い大きさですので、実用的に困ることはほぼないかと思います

ボディとのバランスが良いサイズ感ですね
レンズメーカーSIGMA
レンズ名称30mm F1.4 DC DN
マウントEマウント
センサーサイズAPS-C
焦点距離30mm
焦点距離
(フルサイズ換算)
45mm
(標準)
解放F値F1.4
重さ265グラム
その他

SIGMA 30mm F1.4 DC DNの総評

APS-Cは一般的にボケ感が小さいと言われますがSIGMA 30mm F1.4 DC DNは、絞り開放F1.4でありフルサイズ顔負けのボケ感を出すことができます

E 35mm F1.8 OSS (SEL35F18)」のようにレンズ内手ぶれ補正はついていませんが、写真をメインに撮影される方・画質にこだわって単焦点レンズを選びたい方には非常におすすめです

はろ
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このレベルが純正よりも5,000円も安く買えるのは、本当にすごいことですよ!

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どっちを選ぶ?APS-C専用のソニー撒き餌レンズの選び方

今回紹介した2つのレンズですが、正直どちらのレンズにしようか悩ましいですよね。以下は僕の個人的な意見ですが、極論として写真に重きを置くか、動画にも重きを置くかで決めると良いかと思います

レンズの選び方
はろ
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写真メインの方はレンズ性能が高いSIGMAを、動画も撮る方はレンズ内手ぶれ補正が備わっている純正をお勧めします

レンズ外観
レンズ名称E 35mm F1.8 OSS
(SEL35F18)
30mm F1.4 DC DN
実売価格約4万円約3.5万円
メーカーSONYSIGMA
画角
(フルサイズ換算)
35mm
(52mm:標準)
30mm
(45mm:標準)
開放F値F1.8F1.4
大きさ
(長さ×レンズ幅)
4.5cm× 6.3cm7.3cm × 6.5cm
(やや長い)
重さ154グラム265グラム
その他手ぶれ補正対応解像感が高い
おすすめな人動画も撮る人写真メイン
比較表:SONY Eマウント

まとめ:最高のシンデレラレンズを見つけよう

今回は、α6400などソニーEマウントのAPS-C機をお使いの方に向けて、コスパ最高の撒き餌レンズを紹介しました

はろ
はろ

どちらのレンズも性能はすごく高いですが、3-4万円台で買えるのは本当にコスパが高いと思います

どちらのレンズにしようか非常に悩むところかと思いますので、レンズ選びに悩んだ時はぜひ以下の考え方を参考にしてください

レンズの選び方

僕自身も初めて単焦点レンズを使った時は、ボケ感・夜景での滑らかな表現など、ズームレンズで見える世界との違いにすごく驚きました

はろ
はろ

その感動が今の写真の原動力の一つになっていると言っても過言ではありません!

3万円は決して安い金額ではありませんが、もし気に入らない場合は売却すればと数千円程度の手出しで済みますので、ぜひ写真・映像表現の奥行きを味わっていただければ幸いです

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また、今回は単焦点レンズに限った紹介でしたが、ズームレンズにもF値が明るいレンズもたくさん揃っています

以下の記事では、広いズーム域とF2.8開放を両立した神レンズを紹介していますので、こちらもぜひチェックしてみてください

当ブログでは、SONY機材を中心に各種レビューを行っています。以下の記事では、巷で神レンズと呼ばれるSONY Eマウントの単焦点・ズームレンズを紹介しています。お気に入りの一本を見極める参考にしてみてください

はろ
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