【Tamron】コスパ最高!使って良かったタムロン神レンズまとめ(SONY Eマウント)

【2022最新】SONY αユーザー必見!おすすめTamronレンズ10選|フルサイズ・APS-C向け

※この記事には広告を含む場合があります

皆さんこんにちは。フォトグラファーの「はろ(@haroharo72)」です。

SONY Eマウントは、豊富なサードパーティ製レンズが使えるのが大きな魅力ですよね。

その中でも特に人気が高いのが、コスパの良さと描写力、利便性がそろったタムロン(Tamron)製のレンズです。

僕もSONYに移行して以来、長年タムロンレンズを愛用している一人で、ここ数年はありがたいことに、タムロンさんからさまざまなレンズをお借りして実際に試す機会をいただいてきました。

気づけば試したレンズは15本以上!様々なシーンで試した経験を踏まえて、今回はズーム域や対応センサーサイズごとにおすすめのレンズをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

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はろ

月間8万PVのカメラ系ブログを運営。子供撮影の趣味が高じ、副業カメラマンとしても活動しています。ご質問はコメント欄・お問合せ・DM等でお気軽にどうぞ。

Tamron(タムロン)レンズの魅力とは

レンズ紹介をすぐにチェックしたい方はこちらから

僕が初めてタムロンレンズを手にしたのは、Eマウントデビューを飾ったSONY α7IIIを購入したとき。初めてのデビューは、Tamron 28-75mm F2.8の初期型でした。

フルサイズ対応でF2.8通しの標準ズームが、10万円を切るほどの価格で手に入るコスパの高さはまさに異次元

明るく・寄れて・軽い。何万枚ものシャッターチャンスを共にしながら、タムロンレンズの魅力にハマっていきました。

数あるタムロンレンズを使用して感じること

タムロンレンズすべてに共通するのは、ユーザーの利便性を最重視した作りとなっていること。これが僕がいまだに純正レンズではなくタムロンレンズを愛用する理由のひとつです。

例えばサイズ感。タムロンと純正レンズを比較した際のサイズ感は、どの焦点距離においてもタムロンが一回り・二回り小さい点が特徴です。

純正レンズとの比較(標準ズーム)

比較項目TamronSONY
レンズ名称
(略称)
28-75mm F/2.8 G2
FE 24-70mm F2.8 GM II

ズームレンジ28-75mm24-70mm
開放F値F2.8F2.8
大きさ(最大径・長さ)76 × 118mm88 × 120mm
重さ540g695g
はろ
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億劫に感じがちなレンズの持ち運びも、タムロンレンズなら持っていこう!と思わせてくれます

その他、レンズスペックで例えると最短撮影距離の短さは特にタムロンのコンセプトを反映している点の一つ。

タムロンレンズは全般的に寄りの撮影に強く、撮影者がレンズのスペックにあわせて撮影せずとも、シャッターを切りたいと思った時にレンズが寄り添うような作りになっていることが多いです。

レンズによってはここまで寄れる

最後は価格の安さ。特に純正レンズと比べると、類似するズーム域・開放F値でも価格は半額に近いケースも珍しくありません。

はろ
はろ

手が届かなかったスペックのレンズを使わせてくれる。価格面でもタムロンは多くのユーザーに寄り添った戦略を描いていると言えますよね。

SIGMA(シグマ)との主な違い

Eマウントのサードパーティレンズメーカーとして、タムロンと拮抗するほどに人気が高いSIGMA(シグマ)レンズ

これもSONY純正レンズと比較すると価格が安く、描写やAFも非常に優れたレンズが多いのですが、僕個人としてはズームレンズはタムロンで統一しています。

タムロンで揃える主な理由は、サイズ感と操作性の良さ

最近はSIGMAからもコンパクトなレンズが発売されてきましたが、全体論としてタムロンのコンパクトさにはまだまだ敵わない点が多くあります。

操作性としては、ズームリングがSONY純正とタムロンは回転方向が同じである一方で、SIGMAレンズはズーム回転方向が逆(CANON仕様に合わせているとか)な点も気になるところ。

メーカーズームリングの回転方向
SONY時計回り
タムロン時計回り
シグマ反時計回り
各社リング類の実装
はろ
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実際に複数のレンズと組み合わせた時に、回転方向が逆のレンズを組み合わせると非常に違和感を感じます。

その他にもタムロンは、SONY純正でも多く採用されている「レンズフィルター径:67mm」に合わせている点も大きなアドバンテージに感じます。

はろ
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フィルター径が同じであることで、レンズ間でプロテクトフィルターNDフィルターを使い回しやすいメリットが生まれます!

僕がタムロンレンズを愛用する理由を語らせていただいたところで、ここからは実際におすすめのレンズを紹介していきます。

【フルサイズ向け】おすすめTamron(タムロン)レンズ

APS-C機をお使いの方はAPS-Cおすすめレンズパートへジャンプ

フルサイズ機向け(α7シリーズ:α7IV・α7c・α7III等)

Tamronレンズの主戦場であるズームレンズを含め、撒き餌レンズに近い単焦点も含めてピックアップしています。

はろ
はろ

僕自身が撮影した作例も何枚かつけていますので、気になるレンズからチェックしてみてください!

歴代コスパ最高の『標準ズーム』:28-75mm F/2.8 Di III VXD G2

旅行 スナップ ポートレート 風景

28-75mm F/2.8 Di III VXD G2」は、広角域から中望遠までをF2.8通しでカバーする標準大三元ズームレンズ

日常のほぼ全てがこれ1本で完結すると言っても過言ではないほどに汎用性が高く、描写や携帯性も評判の高いレンズです。

はろ
はろ

初代のレンズに見られた暖色よりの色味やシングルAFのモッサリ感が改善されていて、一才の不満がないレンズに進化したと感じますね。

28-75mm F/2.8 Di III VXD G2の特徴

  • 圧倒的に万能なズーム域と開放F値
  • 軽くて寄れる。AFも純正相当に進化。描写も優れた優等生
  • Tamron LensUtility対応で、ボタン/リングのカスタマイズができる
  • 価格は9万円程度とフルサイズ標準ズームの中では最安クラス
20220310-A7402532

28mm f2.8 1/400s ISO200

20220310-A7402388

75mm f2.8 1/320s ISO100

スペック28-75mm F/2.8 Di III VXD G2
実売価格9万円程度
焦点距離28〜75mm
開放F値F2.8
絞り羽根枚数9枚
レンズ構成15群17枚
フィルター径67mm
重さ540g
最大径 × 長さ75.8 × 117.6 mm
最短撮影距離0.18m(広角端) / 0.38m(望遠端)
最大撮像倍率0.37倍(広角端) / 0.24倍(望遠端)
手ぶれ補正なし
防塵防滴簡易防滴対応
レンズスペック一覧

SONY純正のF2.8通し標準ズームの半額以下と非常にコスパは非常に高く、欠点を挙げるのが難しいほどにクオリティの高いレンズです。

はろ
はろ

SONYのフルサイズ機を使うなら、第一におすすめしたい定番のレンズですね。

圧倒的な利便性が人気の『高倍率ズーム』:28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD

旅行 スナップ 運動会 風景

28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD」は、標準ズームよりもさらに望遠ズーム域が伸びた高倍率ズームレンズ

コンパクトな外観はそのままに望遠ズーム相当の画角までカバーしてくれるため、荷物の量が気になる旅行やお出かけの際に大活躍するレンズです。

はろ
はろ

レンズ交換の手間もかからないので、たくさんの撮れ高を残してくれる便利なレンズですよ

最も特徴的な点は開放F値が2.8スタートであること。動画撮影時のボケ感も十分・夜間でも綺麗な撮影が出来るため、非常に評判を集める高倍率ズームレンズとなっています。

また、サイズ感と軽量性も嬉しいポイント。実は先ほど紹介した標準ズームレンズとサイズ感はほぼ同じです。

望遠ズーム(左)|28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD(右)

28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXDの特徴

  • 圧倒的なズーム範囲と旅行に最適なサイズ感
  • タムロンらしい寄れるレンズ
  • 広角端はF2.8スタートで広角でもボケ感十分
  • 標準+望遠ズームの仕事ができるレンズが10万円に収まるコスパの高さ
A7408657

47mm f5.6 1/800s ISO3200

A7408612

94mm f5.6 1/800s ISO3200

A7408208

152mm f8.0 1/1000s ISO100

スペック28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD
実売価格7万円程度
焦点距離28mm〜200mm
開放F値F2.8(広角端)〜F5.6(望遠端)
絞り羽根枚数7枚
レンズ構成14群18枚
フィルター径67mm
重さ575g
最大径 × 長さ74 × 117mm
最短撮影距離0.19m(広角端)
0.8m(望遠端)
最大撮像倍率0.32倍(広角端)
0.26倍(望遠端)
手ぶれ補正なし
防塵防滴簡易防滴対応
レンズスペック一覧

標準ズームと望遠ズームレンズの2本分の仕事ができて、軽くて、F2.8から使える性能を持ちながら価格はなんと8万円台

コスパも使い勝手も非常に長けたレンズになっています。色々なズーム域で撮影してみたいけどF値が小さな大三元レンズは高くて手が出ない」と考えている方にはベストな選択になると思います

詳しいレビュー内容はこちら(作例付き)

コスパ最高のF2.8通し『超広角ズーム』:17-28mm F/2.8 Di III RXD

VLOG 花火 星景 室内撮影

一般的にF2.8通しの広角ズームレンズは各社価格が高く、純正レンズだと20万円台後半と目が飛び出るほどに高価な価格帯です。

その中でも「17-28mm F/2.8 Di III RXD」は、10万円台前半で購入できる超ハイコスパ広角ズームレンズです。

サイズも非常にコンパクト

焦点距離が17mmスタートと広角端が広いので、アクティブ手ぶれ補正や4K60pでクロップされる機種(SONY α7IVなど)との相性が非常に良いですですね。

軽くてコンパクト(重さ420g)かつインナーズーム対応でジンバル撮影時のバランス調整も最小限になるなど、動画撮影にもかなり配慮された作りになっています。

17-28mm F/2.8 Di III RXDの特徴

  • 超広角から標準域までカバーできる汎用性の高いズーム範囲
  • 大三元ズームとは思えないほどに軽くてコンパクトな外観
  • インナーズーム式で動画(ジンバル撮影)にも最適
20191207-A7301323

17mm f5.6 1s ISO 400

20210327-A7308010-Edit

17mm f2.8 1/4000s ISO 500

20220407-1

17mm f2.8 1/160s ISO 250

スペック17-28mm F/2.8 Di III RXD
実売価格9万円程度
焦点距離17-28mm
開放F値F2.8
絞り羽根枚数7枚
レンズ構成11群13枚
フィルター径67mm
重さ420g
最大径 × 長さ73 × 99mm
最短撮影距離0.19m
最大撮像倍率0.19倍
手ぶれ補正なし
防塵防滴簡易防滴対応
レンズスペック一覧

動画撮影やVLOG、星空撮影などで超広角レンズをお探しの方、またコンパクトさとコスパにこだわりたい方はぜひチェックしてみてください。

コスパ最高のF2.8通し『望遠ズーム』:70-180mm F/2.8 Di III VXD

ポートレート 風景 物撮り

一般的に望遠ズームかつF2.8固定の大三元ズームレンズは非常に高価。どのカメラメーカーでも20万円を超えるくらいですから、購入に躊躇しちゃいますよね。

ここに一石を投じたのが「70-180mm F/2.8 Di III VXD」。10万円台前半で購入できるF2.8通しの望遠ズームレンズで、価格もサイズもお手軽で素晴らしいレンズです。

純正レンズとのサイズ比較

スペック70-180mm F/2.8 Di III VXDFE 70-200mm F2.8 GM OSS II
レンズ外観
ズームレンジ70-180mm70-200mm
開放F値F2.8F2.8
大きさ
(最大径・長さ)
81 × 149mm88 × 220mm
重さ810g1045g
レンズ価格約12万円約30万円

また、最新のAF機構(VXD)に対応しているため、望遠ならではのシビアなピント合わせも非常に正確。ポートレートから動物撮影まで、いろんな用途に安定した撮れ高を提供してくれます。

その他、サブウェポン的な要素として、マニュアルフォーカス時にはハーフマクロで撮れる点も非常に使い勝手が良く、近景から遠景まで1本で賄える心強い望遠ズームレンズです。

17-28mm F/2.8 Di III RXDの特徴

  • F2.8通しの望遠ズームにより、日常では味わえない大きなボケ感を出せる
  • 望遠ズームの中では比較的小さいため、持ち運びが便利
  • 中望遠のハーフマクロレンズとしても使える
A7300183-1

180mm f2.8 1/160s ISO 500

A7407984-1

180mm f2.8 1/250s ISO2000

スペック70-180mm F/2.8 Di III VXD
実売価格12万円程度
焦点距離70-180mm
開放F値F2.8
絞り羽根枚数9枚
レンズ構成14群19枚
フィルター径67mm
重さ810g
最大径 × 長さ81 × 149mm
最短撮影距離0.27m(マニュアルAF時)
0.85m(通常AF時)
最大撮像倍率0.5倍(マニュアル&広角端)
0.22倍(通常AF時)
手ぶれ補正なし
防塵防滴簡易防滴対応
レンズスペック一覧

望遠ズームが欲しいけどサイズ感や価格がネックだと感じていた方は、望遠ズームレンズの捉え方が変わるほどにいいレンズですので、ぜひチェックしてみてください。

はろ
はろ

撮影のお仕事の際には必ず持っていくほどに信頼を置いているレンズです

詳しいレビュー内容はこちら(作例付き)

利便性極振りの『超望遠ズーム』:50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD

飛行機 スポーツ 運動会 野鳥 動物 風景

僕のように子供がいる方にとっては、70-180mmの望遠端は運動会などの広い会場ではちょっと物足りない。運動会や動物園など、遠方の被写体を大きく撮りたいという方には「50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD」がおすすめです。

開放F値を抑えた代わりに、望遠ズームとは思えない程の圧倒的なズーム域の広さ、手ぶれ補正やハーフマクロに対応する利便性、そして軽量性を誇るレンズです。

一見、高倍率ズームのようなズーム域ですが、TAMRONとしては『あくまで望遠ズームの広角端が広がったレンズ』と位置付けているため、レンズ内手ぶれ補正や望遠端での描写性能など、望遠利用を前提にしたこだわりが込められています。

50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXDの特徴

  • 望遠ズームとは思えないほど軽く、持ち運びやすいレンズ設計
  • 広いズーム域とハーフマクロ(AF)対応など、汎用性が◎
  • 広角から望遠まで高い描写性能
  • レンズ内手ぶれ補正搭載など、望遠ズームとして高いクオリティ
A7404905

300mm f6.3 1/125s ISO 100

A6704975

300mm f6.3 1/2500s ISO 200

スペック50-300mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD
実売価格11万円程度
焦点距離50-300mm
開放F値F4.5(広角側)
F6.3(望遠側)
絞り羽根枚数9枚
レンズ構成14群19枚
フィルター径67mm
重さ665g
最大径 × 長さ78 × 150mm
最短撮影距離0.22m(広角側)|0.9m(望遠側)
最大撮像倍率0.5倍(広角側)|0.32倍(望遠側)
手ぶれ補正あり
防塵防滴簡易防滴対応
レンズスペック一覧

特に運動会では300mmの望遠域が本当に便利。

実際に望遠ズームを持ってみると、そのサイズ感や重さからなかなか持ち運びが億劫になるものなのですが、ストレスなく使いたいならこのレンズはすごくおすすめです。

コンパクトな『超望遠ズーム』:150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD

飛行機 スポーツ 運動会 野鳥 動物 風景

150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD」は、望遠端が500mmに対応した超望遠ズームレンズ

普段使いというよりは、野鳥・飛行機・運動会など遠方の被写体をズバッと切り抜くことを目的としたレンズです。

ぱっと見ではサイズが大きいように見えますが、これでも超望遠ズームレンズの中ではかなり小さく・軽い部類です。

ボディにレンズをつけたままカメラバッグにしまえる点で非常に重宝します。

はろ
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移動のたびにレンズを撮りはずす必要がないので、一般的なズームレンズより機動力があります!

左:SONY純正 / 中央:タムロン / 右:SIGMA

はろ
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重さも他の超望遠ズームレンズと比べるとかなり軽いです!

レンズメーカー最大径 × 長さ重さ
FE 200-600mm
F5.6-6.3 G OSS
SONY111.5 × 318 mm2,115g
150-500mm F/5-6.7
Di III VC VXD
Tamron93 × 209.6 mm1,725g
150-600mm F5-6.3
DG DN OS
SIGMA109.4 × 265.6 mm2,100g
レンズスペック

こちらのレンズも最新のAF機構(VXD)に対応しているため、望遠ならではのシビアなピント合わせも非常に正確。野鳥やスポーツなど動きものにもバッチリ使えます。

また、レンズ内の手ぶれ補正が非常に強力で、腕の疲れや風でフレーミングがブレるところをピタッと止めてくれます。

150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXDの特徴

  • カメラに到着したままカバンに突っ込めるサイズ感
  • 500mmでも手持ちができる手ぶれ補正
  • 近接撮影もできる汎用性の高さ
  • 10万円台前半で買えるコスパ最高超望遠ズーム
A7400581

500mm f7.1 1/800s ISO 1600

A7409948

500mm f6.7 1/60s ISO 500

スペック150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD
実売価格12万円程度
焦点距離150-500mm
開放F値F5.6(広角側)
F6.7(望遠側)
絞り羽根枚数7枚
レンズ構成16群25枚
フィルター径82mm
重さ1725g
最大径 × 長さ93 × 210mm
最短撮影距離0.6m(広角側)|1.8m(望遠側)
最大撮像倍率0.32倍(広角側)|0.27倍(望遠側)
手ぶれ補正あり
防塵防滴簡易防滴対応
レンズスペック一覧

500mmクラスの超望遠ズームはサイズがかなり大きく、扱いにくさが最も大きなハードルになるところ。このレンズの小さなサイズ感は、心理的にも持ち出しやすさが一味違う印象です。

詳しいレビュー内容はこちら(作例付き)

リーズナブルな『単焦点レンズ』:35mm F/2.8 Di III OSD M1:2

フルサイズ向けに最後に紹介するのが、単焦点レンズの「35mm F/2.8 Di III OSD M1:2」。

実はこのレンズ、価格が3万円台と非常に安く販売されていながら性能も十分に良く、予算が限られている方にはうってつけの単焦点レンズです。

価格的には「撒き餌レンズ」の位置付けのレンズ

サイズも重さも非常にコンパクト。なんと重さも210gでiPhoneと同じ程度です。

3万円程度で購入できるレンズはSONY純正「FE 50mm F1.8」をはじめ、いくつか候補があがりますが、AFの安定性や寄りやすさにおいてはこのレンズが一歩上をいっている印象ですね。

撒き餌レンズの比較記事はこちら

焦点距離は35mmとやや広角寄り。APS-C機やAPS-Cクロップでは換算52mmと標準域としても使えます。

また、この価格帯では非常に珍しいハーフマクロ対応のため、寄れずにストレスを感じることがなく非常に手軽に撮影できますよ。

最短15cmまで寄って撮影することができます

35mm F/2.8 Di III OSD M1:2の特徴

  • 小型・軽量でどこでも持ち運びやすい
  • 解像感・オートフォーカス:中堅レンズに匹敵するほどの性能
  • 非常に寄れる:汎用性が高い・ボケ感も大きく出せる
20220407-A7306784

f5.6 1/250s ISO 400

20220407-A7306773

f2.8 1/250s ISO 400

スペック35mm F/2.8 Di III OSD M1:2
実売価格3万円程度
焦点距離35mm
開放F値F2.8
絞り羽根枚数7枚
レンズ構成8群9枚
フィルター径67mm
重さ210g
最大径 × 長さ73 × 64 mm
最短撮影距離0.15m
最大撮像倍率0.5倍
レンズ内手ぶれ補正なし
防塵防滴簡易防滴対応
レンズスペック

詳しいレビュー内容はこちら(作例付き)

【APS-C向け】おすすめTamron(タムロン)レンズ

ここからはα6000シリーズやZV-E10などのAPS-C機におすすめなTamronレンズを紹介します。

Tamron「APS-C向けおすすめレンズ

望遠端が長い標準ズーム:17-70mm F/2.8 Di III-A RXD

APS-C用の標準ズームレンズをお探しの方に真っ先におすすめしたいのが「17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD」。

このレンズの最大の特徴は、フルサイズ換算25〜105mmの広いズーム域を持ちつつ、F2.8通しで使えること。

はろ
はろ

一般的にこの画角はF4通しが限界なのですが、業界でも初めてF2.8通しとして世に放たれたのがこのレンズとなんですよね!

105mm&F2.8から繰り出される大きなボケ感は、APS-Cとは思えない程の大きなボケ感をもたらしてくれます。レンズ内手ブレ補正も付いているので手ブレも最小限に抑えられますよ。

17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXDの特徴

  • 換算25-105mmの広い画角&F2.8通し
  • めちゃくちゃ寄れる:最短19cm
  • 手ぶれ補正搭載:APS-C機との相性◎
20220925-12

f2.8 1/400s ISO 1250

A7403926

f2.8 1/125s ISO 200

スペック17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD
実売価格8万円程度
焦点距離(フルサイズ換算17-70mm(25-105mm)
開放F値F2.8
絞り羽根枚数9枚
レンズ構成12群16枚
フィルター径67mm
重さ525g
最大径 × 長さ74.6 × 119.3 mm
最短撮影距離0.19m(広角端) / 0.39m(望遠端)
最大撮像倍率0.21倍(広角端) / 0.19倍(望遠端)
レンズ内手ぶれ補正あり
防塵防滴簡易防滴対応
レンズスペック一覧

サイズ感こそ一般的なAPS-C標準ズームと比べると大きいのですが、それを差し引いてもあまりある表現力があります。

はろ
はろ

APS-C機でも大きなボケ感を表現したい方にはベストマッチなレンズです!

高倍率ズーム:18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD

18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD」は、フルサイズ換算27mmから脅威の450mmまでの規格外のズームレンジを持つ超高倍率ズームレンズ

実はこれまで、Eマウントの望遠ズーム(APS-C専用)はラインナップがあまり充実していなかったため、「18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD」は、APS-Cユーザーの選択肢を大きく広げる存在になるかと思います

APS-C専用レンズということもあり、重さ・サイズがコンパクトに収まっているため、小型のカメラにつけても違和感が出づらいのは大きなメリットです

はろ
はろ

フルサイズ換算450mmで620gしかないのは本当に凄い…!フルサイズ用なら1キロは間違いなく超えてきます

また、レンズ内手ぶれ補正機能付きのため、望遠撮影時のフレーミングで画面がプルプルと震える事象を軽減してくれます

さらにフルサイズ換算50mmまではハーフマクロ撮影ができるサブウェポンも備えているため、広角・望遠・近接と幅広い撮影パターンに対応できる柔軟さが魅力のレンズです

18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXDの特徴

  • 規格外のズーム域
  • めちゃくちゃ寄れる:ハーフマクロ対応
  • 手ぶれ補正搭載:APS-C機との相性◎

\ 参考レビュー:takuさん

スペック18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD
実売価格7万円程度
焦点距離(フルサイズ換算18-300mm(27-450mm)
開放F値F3.5(広角端)|F6.3(望遠端)
絞り羽根枚数7枚
レンズ構成15群19枚
フィルター径67mm
重さ620g
最大径 × 長さ76 × 126 mm
最短撮影距離0.15m(広角端) / 0.99m(望遠端)
最大撮像倍率0.5倍(広角端) / 0.25倍(望遠端)
レンズ内手ぶれ補正あり
防塵防滴簡易防滴対応
レンズスペック一覧

これ1本あれば、基本的に撮れない被写体はほぼ無いと言っても過言ではありませんし、旅行など荷物が限定される撮影では非常に重宝するレンズになるかと思います

ぜひ、レンズの数をミニマムにまとめたいと考えている方はチェックしてみてください

超広角ズーム:11-20mm F/2.8 Di III-A RXD

11-20mm F/2.8 Di III-A RXD」は、フルサイズ換算17mmから30mmまでの広角レンジをカバーする超広角ズームレンズ

実はEマウントのAPS-C専用広角ズームレンズの中で、唯一のF2.8通しレンズとなっています

ズームによって動画撮影での利便性も損なわれにくいですし、開放F2.8と一眼カメラならではのボケ表現ができる点が評判を集めるレンズです

こちらのレンズもAPS-C専用に設計されたレンズのため、重さは335グラムと非常に軽く、サイズがコンパクトに纏まっている点が魅力のポイントです

はろ
はろ

小さなカメラにフィットするデザインですし、自撮りのように片手で持つ撮影でも疲れづらいかと思います

11-20mm F/2.8 Di III-A RXDの特徴

  • EマウントAPS-C専用レンズでは初:F2.8通し広角ズームレンズ
  • APS-C専用設計のため、小型・コンパクト
  • 被写体に寄れる:クォーターマクロ撮影が可能(広角端)

\ 参考レビュー:高澤けーすけさん

スペック11-20mm F/2.8 Di III-A RXD
実売価格7万円程度
焦点距離(フルサイズ換算11-20mm(17-30mm)
開放F値F2.8
絞り羽根枚数7枚
レンズ構成10群12枚
フィルター径67mm
重さ335g
最大径 × 長さ73 × 87 mm
最短撮影距離0.15m(広角端) / 0.24m(望遠端)
最大撮像倍率0.25倍(広角端) / 0.13倍(望遠端)
レンズ内手ぶれ補正なし
防塵防滴簡易防滴対応
レンズスペック一覧

F2.8通しの標準ズームレンズ「17-70mm F/2.8 Di III-A RXD」と組み合わせれば、超広角から望遠までを開放F2.8でカバーできる最高の組み合わせを作ることができます

はろ
はろ

ぜひ、APS-Cで超広角ズームを探している方は、こちらのレンズをチェックしてみてください

軽量単焦点レンズ:35mm F/2.8 Di III OSD M1:2

フルサイズ向けの単焦点レンズとして紹介した「35mm F/2.8 Di III OSD M1:2」ですが、APS-Cカメラでも同様に最初の1本目のレンズとしておすすめです

APS-Cカメラで使用する場合、クロップされるので画角は52mm相当。ちょうど標準域として使える上にサイズ感も小さく纏まっているため、APS-Cのボディとの相性が良いのが特徴です

価格的には「撒き餌レンズ」の位置付けのレンズ

価格は3万円程度と、APS-C用の純正撒き餌レンズよりも安く買えるため、ぜひこちらもチェックしてみてください

再掲のため、詳しくはフルサイズ向けレンズ紹介をチェック

最初の1本目におすすめのTamronレンズ

すでにお持ちのレンズにもよりますが、もし仮に僕自身が最初の1本目にレンズを選ぶとするならという観点でピックアップしたレンズがこちら

最初の1本目におすすめ|ズームレンズ編

ズームレンズについては、純正レンズを上回るとも劣らない高い性能と価格が魅力で、GレンズやGMに強い憧れが無い限りは基本的にこれらのレンズで事足りると思います

F2.8通しの標準ズームレンズは本来20万円以上する超高価な類なのですが、これらは10万円を切る価格でゲットできますので、余った予算は他のレンズに充てるなどうまく機材を充実させていきましょう

はろ
はろ

純正レンズに全く見劣りしない性能でコスパは本当に高いので、個人的にはこの2本はイチオシ中のイチオシです

最初の1本目におすすめ|単焦点レンズ編

価格的には「撒き餌レンズ」の位置付けのレンズ

35mm F/2.8 Di III OSD M1:2」は、レンズに高いお金は出せないけど単焦点レンズを使ってみたいと考えている方(価格重視志向)に特におすすめです

F2.8とやや開放F値は控えめですが、軽さ・大きさ・ハーフマクロ対応など使い勝手が抜群のレンズですので、スナップ撮影やお子さんの撮影など、機動力重視の撮影でぜひ試していただければと思います

はろ
はろ

これだけの性能で3万円は純正撒き餌レンズよりもコスパが高いと思います!

まとめ:純正に近い操作感と高コスパのタムロンレンズはEマウント最大の魅力

今回はSONY Eマウントで使えるTamron(タムロン)のおすすめレンズについて紹介しました。

Tamronのレンズは単純に純正レンズの置き換えとしての役割だけでは無く、純正以上の機能性を持たせたレンズを「安価で」提供してくれるため、実際にEマウントを愛用する大きな理由の一つとなっている方も多いかと思います。

今回紹介したレンズは僕自身が実際に使った経験をもとに本当におすすめできるものがほとんどですので、ぜひレンズ選びで悩まれている方の後押しになれば幸いです。

おすすめのレンズ一覧カテゴリ参考価格おすすめ度レビュー記事
28-75mm F/2.8 Di III VXD G2標準ズーム約9万円
(5.0 / 5.0)
リンク
28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD高倍率ズーム約9万円
(4.5 / 5.0)
リンク
17-28mm F/2.8 Di III RXD広角ズーム約10万円
(4.0 / 5.0)
70-180mm F/2.8 Di III VXD望遠ズーム約12万円
(5.0 / 5.0)
リンク
150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD超望遠ズーム約14万円
(4.5 / 5.0)
リンク
35-150mm F/2-2.8 Di III VXD高倍率ズーム約19万円
(4.0 / 5.0)
35mm F/2.8 Di III OSD M1:2 準広角単焦点約3万円
(4.0 / 5.0)
リンク
「フルサイズ向け」おすすめレンズ
おすすめのレンズ一覧カテゴリ参考価格おすすめ度レビュー記事
17-70mm F/2.8 Di III-A RXD標準ズーム約9万円
(4.5 / 5.0)
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18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD高倍率ズーム約8万円
(4.5 / 5.0)
11-20mm F/2.8 Di III-A RXD広角ズーム約8万円
(5.0 / 5.0)
35mm F/2.8 Di III OSD M1:2標準単焦点約3万円
(4.0 / 5.0)
リンク
「APS-C向け」おすすめレンズ
はろ
はろ

これからも魅力的なTamronレンズが発表されれば、随時記事に追加していきます!

当ブログでは、SONY機材を中心に各種レビューを行っています。

以下の記事では、巷で神レンズと呼ばれるSONY Eマウントの単焦点・ズームレンズを紹介しています。お気に入りの一本を見極める参考にしてみてください。

はろ
はろ

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